秋田市に鎮座する三皇熊野神社の社務日誌&小巫女と小禰宜のちょっとプライベート日記。
山ノ神
2007年12月12日 (水) | 編集 |
こんにちは、小巫女です。

えー、今日は山の神の日です。
大変聞きなれない言葉だと思いますが、私たちの生活にも深く関わっている神様ですので、今日は山の神についてブログを書こうと思います。

山の神とは二つの点から見る必要がありますが、今日は民間信仰における山の神の説明をします。(もう一つは、古事記に見る山の神)


この信仰は人々の生活と密接に関わっているため、その地域により様々です。

山の神に対する一般的な信仰は、
 春になると山から里に下り、五穀豊穣を助ける田の神となり、
 秋に収穫が済むと、再び山に戻る農耕神
として考えられています。

また、山には先祖の御霊が鎮まるとも考えられ、祖霊に対する信仰とも関わっています。



林業など山の仕事に携わる人々にとっての山の神、とは…。

多くの場合は女性神と考えられ、山を護る神であり、お産の神としても信仰されています。
年に何回かの山の神の祭日に山に入ると災難に遭うなど、祟りが恐ろしい神ともいわれています。
(いわゆる山の神が移動する日なので、山に入ると神様を見てしまい、祟りがある…とかどこかで聞いたことがあります)



また、漁業に携わる人々にとっても、山は航海の上で大切な目印であり、古来深く信仰されてきました。



ちなみに、俗称として自らの妻を「山の神」と呼ぶようになったのは(今は高齢の方がよく言うのを耳にします)、山の神の神楽(かぐら)に巫女が杓文字(しゃもじ)を持って舞ったためと言われています。
歌舞伎などに登場する山の神の恐ろしい姿だそうですが、小巫女はまだ歌舞伎を見たことがないので、ぜひ一度行ってみたいものです。

長くなりましたが、今日はそんな山の神の日。
これから宮司さんがお祓いに行きます。山の神のお祓い。
今回のお祓いは材木屋さんです。山に感謝をし、山の神の日にお祓いを行うのです。

よく考えると、日本人はたくさんの物や対象に神様を見ていますね。
山や川などの自然から、ほうきや熊手などの日用品まで、感謝の気持ちを込めて手を合わせますもんね。そういうの、すごく良いですね。

年末だし、一年の感謝を込めて、ぜひみなさんも身の回りにある物や、住んでいる地域の神様、自然に手を合わせてみてください。なんだかありがたいですよ、きっと。


小巫女でした。


◇◆◇お知らせ◇◆◇
■ご存知ですか?伊勢の神宮の「式年遷宮」
式年遷宮(しきねんせんぐう)は、社殿を造り替える20年に一度の大祭です。正殿(しょうでん)を始め御垣内(みかきうち)のお建物全てを建て替えし、さらに殿内の御装束(おんしょうぞく)や神宝を新調して、御神体を新宮へ遷(うつ)します。
コチラで簡単な説明をしています。
伊勢神宮HPはコチラです。


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 第11回放送 12月15日(土)
 朝9時25分〜ABSにて(全13回)


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昔、歯ブラシを捨てるときに、「今までどうもありがとう」と言うのよ、と母に教わりました。
そうすると捨てるのに気がひけてどうしようもないです。使えないけどとって置きたいです。何だかかわいそうで。
あと、親指に穴のあいた靴下もしかり。
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